Premiere Pro

Premiere ProでYoutTubeに書き出しする方法おすすめ2選【4K・高画質・ビットレート】

2023年2月14日

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Adobe Premiere Proで早送りする方法3選【タイムコードやエフェクトも解説】
ぺんくん
ぺんくん

Premiere ProでYouTubeに書き出しする方法を教えてください。

このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。

こちらの記事ではAdobe Premiere Pro(アドビプレミアプロ)でYouTubeに書き出しする方法を解説します。

記事の内容を見ていただくだけでスムーズにYouTube(ユーチューブ)投稿できますよ

私は動画編集歴10年以上。

AdobeのPremiere Pro(プレミアプロ)はプロ仕様の動画編集ソフトなので初心者に難しく、YouTubeへの書き出し方法も分かりにくいのは確かです。

こちらの記事で、できるだけ分かりやすく解説していますのでぜひ参考にしてくださいね。

Premiere Proはできないことが無いと言われるくらい高性能な動画編集ソフトです。

WindowsでもMacでも使えます。

おかくん
おかくん

この記事で分かること

  1. Premiere ProでYouTubeに直接書き出しする方法。
  2. YouTubeへの書き出し設定や使い方。
  3. YouTubeに高画質で書き出しする方法。
  4. YouTubeに4Kで書き出しする方法。
  5. YouTubeに書き出す際のビットレート。など

AdobeにはMediaEncoderという書き出し専用ソフトもあります。

おかくん
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一人では解決できないあなた、ぜひこの機会に活用してください。
おかくん
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Premiere ProでYouTubeに書き出しする方法2選

YouTubeに書き出しする方法は以下の2通りです。

以下で順番に詳しく解説します。

おかくん
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①Premiere ProからYouTubeに直接アップロードする設定

動画編集が完了したらYouTubeにアップロードしましょう。

Premiere ProにはYouTubeに直接アップロードする機能があります。

書き出しを選択する

⇧動画編集が完了したら左上の「書き出し」を選択する。

下記の方法でも書き出しできます。

メディアを選択する
  • 「ファイル」⇨「書き出し」⇨「メディア」の順に選択する。
  • ショートカットキーはCtrl(Macはcommand)+M。

仕事で使う人は時短のためになるべくショートカットキーで対応しましょう。

おかくん
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⇩Premiere Proのショートカットキーは以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。

Adobe Premiere Proのショートカットキーおすすめ20選【設定や効かない場合も解説】

YouTubeにサインイン
YouTubeにサインインします。

⇧①の「YouTube」をONにして②の「サインイン」を選択する。

YouTubeのアカウントを選択

⇧YouTubeのアカウントが複数ある場合は選択する画面が出ます。

YouTubeに投稿したいアカウントを選択しましょう。

おかくん
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許可する

⇧「許可する」を選択する。

YouTubeへのアップロードは「Media Encoder」というソフトが自動的に使われます。

おかくん
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ファイル名と保存先を確認
ファイル名や保存先を確認します。
ファイル名と保存先を確認

⇧ファイル名と保存先を指定する。

画質の設定
書き出しプリセットからYouTube用の画質を選択します。
YouTube用の画質を選択する
  1. 「プリセット」右の・・・を選択して「その他のプリセット」を選ぶ。
  2. 検索に「YouTube」と入力。
  3. YouTube1080P フルHDを選択する。
YouTubeにおすすめの画質設定
YouTubeに投稿する際の画質は以下がおすすめです。
YouTubeにおすすめの画質設定
  1. YouTube 1080P フルHD。(通常はこちらがおすすめ)
  2. YouTube 2160P フルHD。(画質にこだわる人やYouTubeを大画面で見る場合はこちら)
  3. YouTube 720P フルHD。(データ量を軽くしたい場合やDVDにも書き出しする予定の人はこちら)

星マークを選択するとお気に入りに登録できて便利です。

おかくん
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YouTubeの画質について

Youtubeはスマホで見る人が多いので高画質で投稿してもメリットがあまりありません。

加えて高画質で投稿してもYoutube側で画質を制御されるので4Kで投稿しても画質は劣化します。

このように、YouTubeに投稿するならフルHD(1920×1080画素)がおすすめです。

YouTubeが推奨する画質はこちらで確認できます。

⇧YouTube上では画質が自動的に制御される。

特にこだわりが無ければフルHD(1080P)を選択しましょう。

データサイズも比較的軽いのでおすすめです。

おかくん
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形式を確認
保存形式を選択します。

⇧保存形式は特にこだわりが無ければデフォルトで選択されている「H.264」がおすすめです。

YouTubeのタイトルなどを設定する
YouTubeに投稿する際のタイトルなどを入力します。
タイトルとプライバシー設定

⇧とりあえず最初は「タイトル」だけ入力し、「プライバシー」を非公開にして書き出してみましょう。

慣れてくれば説明欄なども全て入力して「公開」で書き出してもOKです。

おかくん
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パソコン内への保存設定
パソコン内にデータを保存するかどうか設定できます。
ローカルファイル保存の設定

PC内に動画を保存したくない人は「アップロード後にローカルファイルを削除」にチェックを入れましょう。

YouTubeで確認
YouTubeを開いて反映しているか確認しましょう。
YouTubeで確認

⇧YouTubeで確認して情報を追加しましょう。

最後に「公開」に設定して完了です。

おかくん
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②Premiere Proで一旦MP4に書き出してからYouTubeにアップロードする設定

Premiere Proで一旦MP4に書き出してから改めてYouTubeにアップロードする方法もあります。

Youtube用の画質を設定する
Youtubeに投稿する用の画質を選択する方法は下記の通りです。
  1. 「プリセット」右の・・・を選択して「その他のプリセット」を選ぶ。
  2. 検索に「YouTube」と入力。
  3. YouTube1080P フルHDを選択する。

画質の選択は先程と同じです。

おかくん
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⇧形式からH.264を選択する。(デフォルト状態)

画質の選択以外はデフォルトでOKです。

おかくん
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⇩Premiere ProでMP4に書き出しする方法以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。

Premiere ProでMP4に書き出しする方法3ステップ

Premiere Proで高画質や4KでYouTubeに書き出しする方法

4KでYouTubeに書き出す方法
  1. 「プリセット」右の・・・を選択して「その他のプリセット」を選ぶ。
  2. 検索に「YouTube」と入力。
  3. YouTube2160P 4KUltraHDを選択する。

Premiere ProでYouTubeに書き出しする際のビットレートは?

解像度やフレームレートに関しては比較的分かりやすいですが、ビットレートに関してはあまり馴染みがないのではないでしょうか?

ビットレートは1秒間に送受信できるデータ量で、単位はbps(bit per second)です。

ビットレートが高いほど、より多くのデータを転送でき、映像が安定するメリットがあります。

  • 解像度やフレームレートが低い映像に対してビットレートを上げても容量だけ大きくなるだけで意味が無い。
  • 解像度やフレームレートが高い映像に対してビットレートが低いと再生した時にカクツキなどが起き、安定しない。

ということに配慮して最適なビットレートを決める必要があります。

YouTube推奨するビットレートは下記の通りです。

タイトルフレーム
レート
24、25、30
の場合
フレーム
レート
48、50、60
の場合
3840×2160
4K
35~45 Mbps53~68 Mbps
1920×1080
フルHD
8 Mbps12 Mbps
720×480
HD
5 Mbps7.5 Mbps
ビットレートおすすめ一覧

Premiere ProでYouTube書き出しに関するQ&A3選

Premiere ProのYouTube書き出しに関してよくある質問と解決法は以下の3つです。

⇧各項目をタップすると、それぞれの詳細に飛びます。

皆様から特に質問が多い事項を取り上げました。順番に解説します。

おかくん
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①Premiere ProでYouTubeに書き出しする際の保存形式は?

YouTubeがサポートする形式は以下の通りです。

  • MOV
  • .MPEG-1
  • .MPEG-2
  • .MPEG4
  • .MP4(H.264)
  • .MPG
  • .AVI
  • .WMV
  • .MPEGPS
  • .FLV
  • 3GPP
  • WebM
  • DNxHR
  • ProRes
  • CineForm
  • HEVC(H.265)

保存形式について

形式は動画を圧縮・変換する際の方式でコーデックとも呼ばれる。

現在の主流はH.264です。

なぜならほとんどの機器で再生できるメリットがあるからです。

最新のドローンやiphoneはH.265形式で動画を保存することが多くなっており、将来的には少しずつH.265に変わっていく可能性はあります。

H.265は動画の容量を削減できるメリットがありますが、現在は再生できる機器が比較的少ないデメリットがあります。

このような理由から、2023年現在はH.264がおすすめです。

YouTubeへのアップロードと併せて将来のために動画を保存しておく目的ならH.265でも問題ありません。

おかくん
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②YouTubeに書き出しできない場合は?

Premiere Proでは以下のトラブルが多いです。

  • MP4に書き出しできない。
  • YouTubeに書き出しできない。
  • 書き出し(エンコード)が遅い、進まない。
  • 書き出し(エンコード)が途中で止まる。
  • 書き出し中にバグる。

主な原因は以下の通りです。

  1. 一時的な不具合。
  2. 動画が無いシーケンスを選んでいる。
  3. ウィルスソフトの影響。
  4. ハードディスクに空きがない。
  5. 他のタスクが影響している。
  6. パソコンのスペック不足。

ソフトウェア系はトラブルがつきものです。

おかくん
おかくん

⇧シーケンスの中に動画が無いと書き出してもエラーになる。

シーケンス設定を間違えて選択していないか確認しましょう。

おかくん
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トラブルの際は簡単に試せるものから確認していきましょう。

  1. ハードディスクの容量を確認する。
  2. シーケンス内に動画があるか確認。
  3. Premiere Proを再起動する。
  4. パソコンを再起動する。
  5. ウィルスソフトを停止する。
  6. 他のタスクを閉じる。(Google Chromeなどを閉じる)
  7. 違うパソコンで試してみる。

すぐに解決できることは少ないですが、色々試しているとある日突然解決する場合があります。

おかくん
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アップデートが原因
アップデートが原因で書き出しできない、再生できない場合があります。

Premiere Proで書き出ししたけれど再生できない場合や書き出しエラーの対処法を解説します。

MP4が再生できない

⇧書き出したMP4が再生できない。

MP4動画のプロパティ

⇧MP4のプロパティを開くと24バイトになっている。

あきらかに表示がおかしいです。

おかくん
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書き出しエラー表示

⇧もう一度書き出してみたら右下にエラー表示が出ていました。

エラー表示一覧

⇧何回書き出してもエラーになります。

何を試してもエラーになるので行き詰りました。

おかくん
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ダウングレードで解決
色々調べたらアップデートの不具合が原因だと分かりました。

私の場合はバージョン23.1から23,0にダウングレードしたら解決しました。

古いバージョンをインストール
  1. Creative Cloudを起動しPremiere Proの・・・を選択。
  2. 他のバージョンを選択し23.0をインストールする。

最新バージョンの不具合が解決されるまで古いバージョンで使いましょう。

おかくん
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③YouTubeに書き出しの項目が無い場合は?

書き出し画面でYouTubeをONにしないと項目が表示されません。

【まとめ】Premiere ProでYouTubeに書き出して素敵な動画を投稿しよう

以上、Premiere ProでYouTubeへ書き出しする方法について解説しました。再度確認です。

  • Premiere ProではYouTubeに直接書き出しする設定が可能。
  • 一旦MP4に書き出してから改めてYouTubeにアップロードする方法でもよい。
  • YouTubeに書き出しする際の画質はフルHD(1920×1080画素)がおすすめ。

Premiere ProでYouTubeに書き出しする方法をマスターして素敵な動画を完成させよう。

完全オンライン対応、動画編集プライベートレッスンを多くの方にご利用いただいています。

一人では解決できないあなた、ぜひこの機会に活用してください。
おかくん
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