Premiere Proで画像のサイズを変更する方法を教えてください。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事ではAdobe Premiere Pro（アドビプレミアプロ）で
画像サイズを変更する方法
について解説します。
記事の内容を見ていただくだけで素敵な動画が完成しますよ。
私は動画編集歴10年以上。
AdobeのPremiere Proはプロ仕様の動画編集ソフトなので初心者に難しく、画像サイズの変更も分かりにくいのは確かです。
こちらの記事で、できるだけ分かりやすく解説していますのでぜひ参考にしてくださいね。
初めてPremiere Proを触った時は画像のサイズを変更するのに2時間くらいかかりましたが、今ではスムーズにできるようになりました。
この記事で分かること
- Premiere Proで画像サイズを変更する方法。
- 画面サイズに合わせる方法。
- 一括で画像サイズを変更する方法。
- 画像サイズを変更するショートカットキーについて。など
静止画だけでなく動画でも適用できます。
動画編集を仕事や副業にするなら講座受講が時短でおすすめです。
初心者におすすめの動画編集講座を下記の記事で解説していますので、こちらもぜひ参考にしてください。
【初心者向け】動画編集通信講座ランキングTOP10！【オンラインスクール】
⇩Premiere Proの基本的な使い方は以下の記事で詳しく解説していますので必要な方は先にご覧下さい。
Adobe Premiere Proの使い方10ステップ【初心者向け・プレミアプロ】
Premiere Proで画像サイズを変更する方法5選【画面サイズに合わせる】
⇧画像を配置した場合にサイズが合わないことがある。
上記の場合は4K（3840×2160）のシーケンスにフルHD（1920×1080）の画像を追加しているので、画面サイズに対して小さいです。
画像をタイムラインに配置した場合に画面サイズと合わないことがあります。
こちらでは画像サイズの変更方法について解説します。
Premiere Proで画像サイズを変更する方法は以下の通りです。
以下で順番に解説します。
①シーケンス設定を画像サイズに合わせる
画像サイズを画面に合ったものにするには画像のサイズをシーケンスサイズに合わせましょう。
読み込んだ画像のサイズを確認します。
⇧読み込んだ画像情報の中に「ビデオ情報」がある。
シーケンスのサイズと画像サイズを合わせることで画面にピッタリになります。
画像サイズに合ったシーケンスを設定しましょう。
⇧今回の場合は画像サイズと同じ1920×1080を選択しています。
又は、画像を直接挿入することで、画像サイズに合わせたシーケンスを自動的に作成できる。
⇧画像をタイムラインに追加すると画像サイズに合わせたシーケンスが作成される。
自分のやりやすい方法で画像サイズに合ったシーケンスを設定しましょう。
⇩シーケンスの設定については以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
Premiere Proでシーケンスを設定する方法2選【YouTube用やおすすめも設定も解説】
②「フレームサイズに合わせる」を使う
2つ目は「フレームサイズに合わせる」機能を使う方法です。
複数のクリップをまとめて一括サイズ変更したい場合に便利です。
4K用のシーケンスにフルHD（1920×1080画素）の画像を挿入すると下記のように小さくなります。
画面サイズに合わせる方法を解説します。
- クリップを選択して右クリック。
- 「フレームサイズに合わせる」を選択。
たくさんクリップがあるときに便利です。
③「フレームサイズに合わせてスケール」を使う
前項とほとんど同じですが、こちらの「フレームサイズに合わせてスケール」の場合
元の解像度や画質を引き継ぐ
ため、4Kの画像をサイズ変更する場合はこちらの方が基本的におすすめです。
こちらも複数のクリップを一括でサイズ変更できます。
- クリップを選択して右クリック。
- 「フレームサイズに合わせてスケール」を選択。
基本的にはこちらを使って、上手くいかない場合は「フレームサイズに合わせる」を試しましょう。
④スケールで画像サイズを拡大する
③までのやり方でフレームサイズはまとめて変更できますが、比率までは変更できません。
縦横比が16：9の画像以外はフレームを合わせても余白ができる場合があります。
その時は個別にスケールを使って画像を拡大しましょう。
下記のように、フレームを調整しても左右に余白ができる。
⇧縦横比が16：9でないと余白ができます。（上記は2400×1600と1920×1280の画像）
4：3で撮影した画像などは余白ができます。
エフェクトコントロールのスケールで個別に修正しましょう。
- 画像クリップを選択して「エフェクトコントロール」を起動。
- スケールを調整。
このように、縦横比が異なる画像は個別に調整が必要です。
⑤クロップ後にスケールを使う
最後はエフェクトの「クロップ」を使ってトリミングした後にスケールで調整する方法です。
任意の範囲を自由に切り取って使えるので便利です。
まずは画像にクロップを適用しましょう。
- エフェクトの検索欄に「クロップ」と入力して検索する。
- クロップを画像クリップにドラッグ＆ドロップで重ねる。
エフェクトコントロールを起動すると「クロップ」の欄が追加されています。
- 画像を選択して「エフェクトコントロール」を起動。
- クロップの項目の左右上下の数値を調整して切り取る。
スケールで画面サイズに調整しましょう。
⇧エフェクトコントロールでスケールを調整する。
Premiere Proで画像サイズを変更する際のQ＆A3選
Premiere Proで画像サイズを変更する際によくある質問と解決法は以下の3つです。
⇧各項目をタップすると、それぞれの詳細に飛びます。
皆様から特に質問が多い事項を取り上げました。順番に解説します。
①フレームサイズが変更できない場合は？
シーケンスのフレームサイズ（画面サイズ）が変更できないという声が多いです。
編集モードをカスタムにしないとフレームサイズが変更できません。
⇧「カスタム」を選択するとフレームサイズが変更できる。
カスタムを選択していないとフレームサイズがグレーになって入力できません。
②縦横比を変更するには？
シーケンスの縦横比（画面サイズ）は変更できますが、画像サイズの縦横比は変更できません。
今回紹介したクロップとスケールを使って画面サイズに合わせましょう。
Premiere Proに取り込む前に他のソフトで縦横比を変更しておく方法もあります。
③フレームサイズに合わせるショートカットキーは？
- フレームサイズに合わせる。
- フレームサイズに合わせてスケール
いずれもデフォルトではショートカットキーに登録されていません。
時短したい人はショートカットキーに登録しましょう。
Ctrl＋Alt＋Kでショートカットキー登録画面を開きましょう。
- 検索欄に「フレーム」と入力して検索。
- フレームサイズに合わせるの右側をクリックして登録したいキーを入力。
⇩ショートカットキーについては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
Adobe Premiere Proのショートカットキーおすすめ20選【設定や効かない場合も解説】
【まとめ】Premiere Proで画像サイズを変更して素敵な動画を完成させよう
以上、Premiere Proで画像サイズを変更する方法を解説しました。再度確認です。
- Premiere Proで画像サイズを変更するには「フレームサイズに合わせる」機能を使うのが最も簡単。
- 画像の縦横比は変更できないので個別にスケールで調整する必要がある。
- 「フレームサイズに合わせる」のショートカットキーを登録しておくと簡単。
Premiere Proで画像サイズを変更して素敵な動画を完成させよう。
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