
PowerDirectorで吹き出しを作る方法を教えてください。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事では動画編集ソフトPowerDirector(パワーディレクター)で吹き出しを作る方法について解説します。
記事の内容を見ていただくだけで簡単に吹き出しを挿入でき、素敵な動画が完成しますよ。
私はPowerDirectorでの動画編集歴8年。
PowerDirectorは初心者に使いやすい動画編集ソフトなので、吹き出しを作る方法も比較的簡単です。
しかし、設定や使い方が若干分かりにくい箇所もあるのでぜひ参考にしてくださいね。
PowerDirectorで作れる吹き出しのサンプル
PowerDirectorで作成できる吹き出しは200種類以上あります。一部を紹介します。
⇧通常の吹き出しからモーション付きの吹き出しなどバリエーションが多いです。
PowerDirectorで吹き出しを作る方法3選
PowerDirectorで吹き出しを作る方法は以下の3つです。
- シェイプデザイナーを使う
- ビデオオーバーレイルームの「吹き出し」を使う
- タイトルルームの「吹き出しタイトル」を使う
以下で順番に解説します。

①シェイプデザイナーを使う
PowerDirectorで吹き出しを作るにはシェイプデザイナー機能を使うのが一般的です。
シェイプデザイナー機能はPowerDirectorの以下のバージョンでないと使えないので注意しましょう。
- サブスク版のPowerDirector365かDirectorSuite365
- 買い切り版はUltimate以上
「Standard」と「Ultra」では使えません。

⇩PowerDirectorの各製品ごとの機能の違いは以下の記事で解説しています。
①新規シェイプの作成を選択する

⇧①の「ビデオオーバーレイルーム」から②の「新規シェイプの作成」を選択します。
シェイプデザイナーの場所が若干分かりにくいので注意しましょう。

②吹き出しを選択する
シェイプデザイナーが開くので吹き出しを選択します。

⇧①の「プロパティ」から②を下にスライドすると③に「吹き出し」が表示されるので好きなのを選択すると④に表示されます。
いくつか種類があります。

③吹き出しを編集する

⇧①の吹き出しをダブルクリックすると文字の編集ができます。②をスライドして③のプリセット文字を選ぶとデザインが変わります。
吹き出しをドラッグ&ドロップして大きさを変えましょう。

④吹き出しを装飾する

⇧更に①を下までスクロールすると②で字体や大きさを編集できます。
フォントの編集と同じです。

⑤吹き出しを保存する
完成したら吹き出しを保存します。

⇧①の「名前を付けて保存」から②に自分で分かる名前を付けて③で保存します。
④のOKで画面を閉じます。

⑥保存した吹き出しを使う
保存した吹き出しを使う方法です。

⇧①の「「ビデオオーバーレイルーム」から②の「カスタム」を選択すると③に表示されるのでドラッグ&ドロップで④に配置します。
配置した吹き出しをダブルクリックすると編集できます。

⑦吹き出しに動きを付ける
作成した吹き出しに動きを付けたい場合はキーフレームを使います。

⇧①の「キーフレーム」から②と③を操作して動きを付けることができます。
⇧このように吹き出しにアニメーション効果を付けられます。
キーフレームを使うと比較的自由に動きを付けられます。

⇩キーフレームの使い方は下記の記事で詳しく解説しています。
②ビデオオーバーレイルームの「吹き出し」を使う
続いて「ビデオオーバーレイルーム」の「吹き出し」を使う方法を解説します。
こちらの機能もStandardとUltraでは使えませんので注意しましょう。

吹き出しをタイムラインに配置する
ビデオオーバーレイルームから吹き出しを選択します。

⇧①の「ビデオオーバーレイルーム」から②の「吹き出し」を選択すると③に表示されるので、気に入った吹き出しを④にドラッグ&ドロップで配置します。
ダブルクリックで編集しましょう。編集方法は前述のシェイプデザイナーと同じです。

③タイトルルームの「吹き出しタイトル」を使う
最後は「タイトルルーム」の「吹き出しタイトル」を使う方法です。
吹き出しタイトルはサブスク版の「PowerDirector365」か「DirectorSuite365」で使えます。

①吹き出しタイトルをタイムラインに配置する

⇧①の「タイトルルーム」から②の「吹き出しタイトル」を選択し③から気に入った吹き出しを④にドラッグ&ドロップで配置します。
配置した吹き出しをダブルクリックして「タイトルデザイナー」を開きます。

②吹き出しを編集する
「タイトルデザイナー」で吹き出しを編集します。

⇧①をドラッグ&ドロップで大きさを変え、②で文字の編集や装飾が可能です。③で保存、④で画面を閉じます。
モーション付きのタイトルのため編集の自由度は低いです。

③吹き出しの保存場所
保存したタイトルは次回から簡単に呼び出せます。

上①の「タイトルルーム」から②の「カスタム」を選択すると③に保存したタイトルが表示されます。
ドラッグ&ドロップでタイムラインに配置するだけです。

PowerDirectorで図形を挿入する方法
PowerDirectorで図形を挿入する方法も前述で紹介したシェイプデザイナーを使う方法が一番便利です。
シェイプデザイナー機能を使うと大抵の図形は作成できます。

①シェイプデザイナーを選択する

⇧①の「ビデオオーバーレイルーム」から②の「シェイプデザイナー」を選択します。
シェイプデザイナーの場所が若干分かりにくいです。

②図形を選択する
シェイプデザイナーを開いたら気に入った図形を選択します。

⇧①の「プロパティ」から②を下にスライドすると③に図形が表示されるので気に入った図形を選択します。
③図形を装飾して保存する
図形を装飾したら名前を付けて保存します。

⇧①をスライドすると②で図形の装飾できます。OKを押す前に③で保存しておくと次回から簡単に呼び出せます。
④図形の保存場所
図形の保存場所です。

⇧保存場所は①の「ビデオオーバーレイルーム」から②のカスタムを選択すると③に表示されます。
ドラッグ&ドロップでタイムラインに追加しましょう。

⇩PowerDirectorで図形を挿入する方法は下記の記事でも解説しています。
【まとめ】PowerDirectorで吹き出しを作る方法をマスターしよう
以上、PowerDirectorで吹き出しを作る方法について解説しました。
再度確認です。
- PowerDirectorで吹き出しを作るにはシェイプデザイナー機能を使うのが一般的
- StandardとUltraではシェイプデザイナー機能が使えないので注意
- powerdirector365を購入するとモーション付き吹き出しが使える
早速、PowerDirectorで吹き出しを作る方法をマスターして快適な動画編集ライフを送りましょう。
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