Filmoraでの文字起こし方法を教えてください。
自動で字幕を入れたいです。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事ではWondershare(ワンダーシェアー)の動画編集ソフト
Filmora(フィモーラ)での文字起こし方法
について解説します。
記事の内容を実践するだけで自動で字幕を入れる方法が分かり、YouTubeなどへ投稿できますよ。
私は動画編集歴10年i以上。
これまでに20種類以上の動画編集ソフトや動画変換ソフトを使ってきました。
Filmoraは初心者から中級者まで使える動画編集ソフトなので、自動で字幕を入れる方法も比較的簡単です。
しかし、設定方法や使い方が少し分かりにくい箇所もあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
FilmoraはPC版以外にもAndroidやiphoneなどのスマホアプリ版もあります。
この記事で分かること
- Filmoraで文字起こしする方法。
- Filmoraの自動字幕起こしの使い方。
- Filmoraの自動字幕起こし機能以外で自動に字幕を入れる方法。
- Filmoraで手動での字幕の入れ方。
- 字幕がずれる場合や表示されない場合の対処法。など
※最新バージョンFilmora12で解説していますが、旧バージョンでも基本的な使い方は同じです。
※Windows11パソコンで解説していますが、Windows10パソコンでも基本的に同じです。
Filmoraの無料体験版では文字起こし機能は使えません。
有料版を購入することで、30分のお試しが付属します。
Filmoraで自動で文字起こしする方法3選
Filmoraを使って自動で文字起こしをするには下記の3つの方法があります。
⇧各項目をタップすると、それぞれの詳細に飛びます。
順番に解説します。
動画をタイムライン挿入するなど、Filmoraの基本的な操作については下記で解説しているので必要な方は先にご覧下さい。
【使い方】Wondershare Filmoraを5ステップで解説!【初心者向け】
①自動字幕起こし機能を使う(有料)
自動で文字起こしをするのに一番簡単な方法はFilmoraの「自動字幕起こし」機能を使う方法です。
自動字幕起こしは有料ですが、音声を自動的に字幕に変換してくれるので簡単です。
Filmora(永久ライセンス・1年間プラン)を購入すると30分までは無料で使えるので、気になる人は試しに使ってみましょう。
⇧文字を起こしをしたい①の音声付き動画を選択し、②の「自動字幕起こし」を選ぶ。
- 設定は特にいじらなくてもデフォルトでOK。
- 完了するとタイムラインに自動的に字幕が追加される。
動画だけでなく音声ファイルからも文字起こしは可能です。
文字起こしの精度はかなり高いですが100%完璧ではありません。
⇧自動字幕起こしの精度を試してみました。100%ではないので修正が必要です。
- 字幕を編集する方法
- 自動で挿入した字幕を修正したい場合は編集ができます。
- 字幕をダブルクリックして「高度編集」を選択する。
- 3つのタブ「字幕・プリセット・カスタマイズ」で細かい編集ができる。
タイトルやテロップほど細かい編集はできません。
字体も変更できませんので注意しましょう。
⇧字幕編集後。文字にアウトラインを付けました。
⇧字幕の大きさを変えるには、「スケール」を使います。
他にもスケールの下部では、位置変更や半透明にもできるので、必要に応じて調整しましょう。
- 字幕ファイルとして書き出す方法
- 自動字幕起こしで作成した字幕はsrtファイルとして書き出すことで他の編集ソフトでも使えます。
⇧字幕を右クリック後、「字幕ファイルをエクスポート」を選択する。
- 自動字幕起こしの購入方法
- 自動字幕起こしは便利な機能ですが、有料です。
30分のお試しを使い果たしたら、サブスク契約しないと使えません。
⇧自動字幕起こしを使った時に表示される「ご購入はこちら」を選択する。
⇧自分に合ったプランを選びましょう。
5時間プランがおすすめです。
②Vrewを使って自動で文字起こしする
Vrewというソフトを使うと無料で自動文字起こしができます。
Vrewを使って音声から字幕ファイルを書き出し、Filmoraで読み込むことで字幕が完成します。
Vrewを使って音声から字幕ファイルを書き出すまでの手順を下記の動画にまとめましたのでご覧下さい。
Filmoraの自動字幕起こし機能よりも精度は落ちます。
無料なので仕方ないです。
Vrewで字幕ファイルを書き出したらFilmoraを起動しましょう。
⇧動画を読み込む方法と同じように、字幕ファイル(srt)を読み込み、動画に合わせたら完成です。
③字幕srtファイルを読み込む(無料)
その他の字幕ファイル作成ソフトで作成した字幕ファイル(srtファイル)はFilmoraで読み込むことでタイムラインに追加できます。
Filmoraでの字幕の入れ方
ここからはFilmoraを使って手動で字幕を入れる方法を解説します。
- 「クイックテキスト」を使うと字幕を入れることができる。
- Filmora12からは3Dタイトルも挿入できるようになった。
文字を素早く入れたい場合に「クイックテキスト」は便利です。
⇩Filmoraで文字を入れる方法は下記の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
Filmoraの文字入れ方法2選【テロップやテキスト・字幕対応】
Filmoraで字幕テキストがずれたり表示されない・入らない場合の対処法
下記のような場合、動画と字幕がずれてしまいます。
⇧真ん中の字幕を消すと後ろの字幕が詰まるので、動画とずれる。
このような場合は、以下の様に、リップルをオフにしてから削除しましょう。
⇧左のリップルを1回クリック(OFF)してから削除する。
リップルは基本的にONで大丈夫ですが、ずれを防ぎたい場合は、OFFにしておきましょう。
- 字幕やテキストが表示されない
- タイムラインのトラックの配置によっては字幕が隠れてしまい表示されません。
⇧字幕が動画より下側にあると表示されないので、動画より上に字幕やテキストを配置しましょう。
タイムラインの上に行くほど優先される仕組みになっています。
Filmoraの文字起こしでよくある質問と解決法5選
Filmoraの文字起こしでよくある質問と解決法は以下の5つです。
⇧各項目をタップすると、それぞれの詳細に飛びます。
皆様から特に質問が多かった事項を取り上げました。
以下で順番に解説します。
①Filmoraの自動字幕起こし機能は有料?
Filmoraの自動字幕起こしは有料です。
サブスク契約をしないと使えません。
Filmoraを購入した時に30分だけは無料で使うことが可能です。
使ってみて良さそうならサブスク契約をして本格的に使いましょう。
⇧サブスク契約をしないと使えない。
②Filmoraでタイピング風に文字を一文字ずつ表示するには?
Filmoraのタイプライターアニメーションを使うと下記のように、一文字ずつ表示することができます。
- タイムライン上のテキスト①をダブルクリックして②の「タイトル」を選択。
- ③の「アニメーション」から④の「タイプライター」をダブルクリックして適用。
ルパン三世のタイトルのように、文字を一文字ずつ表示させたい場合は、下記のようにタイムラインに並べます。
- タイムラインに一文字ずつのテキストを追加する。
- 一文字あたり5フレーム(1秒の5分の1)に設定する。
⇧このように、ルパン三世風のタイトルができます。
③Filmoraでテキスト読み上げや音声読み上げ機能の使い方は?
Filmoraでは自動字幕起こしの逆で、音声から字幕に変換できる「テキスト読み上げ」機能もあります。
使い方は簡単で、タイムラインに追加したテキストを選んで「テキスト読み上げ」を選択するだけです。
「テキスト読み上げ」も「自動字幕起こし」と同じで、本格的に使うにはサブスク契約が必要です。
⇧音声にしたいテキストを選んで「テキスト読み上げ」を選択するだけで音声に変換できる。
使い方は簡単です。
⇧本格的に使うなら、サブスク契約が必要。
④字幕に背景を入れるには?
文字や字幕に背景を入れるには、図形を使います。
- 何でも良いのでタイムラインに文字を追加してダブルクリックする。
- 文字は削除して左上から図形を選択する。
⇧色や大きさなどを編集したら完成。
⇧黄色いマークをドラッグ&ドロップすると枠の形を変更できます。
⑤字幕を複数入れるには?
字幕を重ねることで同じタイミングに複数の字幕を表示させることが可能です。
⇧字幕を重ねればいくつでも表示可能です。
【まとめ】Filmoraの文字起こし方法をマスターしてYouTubeに投稿しよう
Filmoraでの文字起こし方法を解説しました。再度確認です。
- Filmoraで文字起こしをするなら自動字幕起こし機能が便利
- Filmoraの自動字幕起こし機能は有料
- Filmoraでは字幕ファイル(srtファイル)の読み込みができる
Filmoraでの文字起こし方法をマスターし、字幕入りの動画をYouTubeに投稿しよう。
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