
PowerDirectorでYouTubeに動画を出力する方法を教えてください。
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事ではPowerDirector(パワーディレクター)を使って
YouTubeチャンネルに動画を出力する使用方法や使い方
を解説しています。
記事の内容を実践していただくだけで、YouTubeでの収益化がスムーズにできますよ。
私は動画編集歴10年以上。
これまでに20種類以上の動画編集ソフトや動画変換ソフトを使ってきました。
PowerDirectorは初心者に使いやすい動画編集ソフトなので、YouTubeチャンネルに動画を出力するのは比較的簡単です。
しかし、細かい設定や使用方法が分かりにくい箇所もあるのでぜひ参考にしてくださいね。
この記事で分かること
- PowerDirectorでYouTubeに出力する方法。
- YouTubeに直接出力する方法。
- 一旦MP4に出力してYouTubeに出力する方法。
- YouTubeで収益化する場合の注意点。
- YouTubeにアップロードできない場合の対処法。など
動画編集の副業で月10万円を目指す方法をまとめました。多くの方が成功しています。ぜひご覧下さい。
動画編集副業の始め方3ステップ【初案件獲得までのロードマップ】
⇩PowerDirectorの基本的な使い方は以下の記事で詳しく解説していますので必要な方は先にご覧下さい。
PowerDirector365の使い方を5つのステップで解説する【初心者向け】
動画編集ソフトPowerDirector365とは?

※PowerDirector365の最新バージョン21で解説しています。
旧バージョンと若干画面が異なる箇所もありますが、基本的には同じです。
PowerDirectorは7年連続国内販売シェアNo.1の動画編集ソフトです。なぜなら
- 編集画面がシンプルで見やすい。
- 機能が使いやすい。
- 編集ソフト自体の動作が軽いのでパソコンを買い替えなくても使える場合が多い。
- メールサポートだけでなく電話でのサポートも可能なので安心。
- 30日間全額返金保証付きなので安心して購入できる。
などのメリットがあり、初心者に使いやすいと評判だからです。
Cyber Linkという台湾のメーカーが2001年から発売しているため歴史も長く安心して使えます。
このように、PowerDirectorは初心者に優しい動画編集ソフトです。
私は2014年に発売されたPowerDirector13から使っています。
昔に比べて随分と使いやすくなりました。

⇩PowerDirectorの評判については以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
【徹底レビュー】PowerDirectorの評判や口コミ・評価は?
PowerDirectorでYouTubeに出力できる画質をまとめてみた
YouTubeの公式が推奨する画質とPowerDirectorで出力できる画質の関係は下記の通りです。
YouTubeの公式が 推奨する画質 | 一旦MP4に 出力してから YouTubeに 配信 | YouTubeに 直接出力 |
3840×2160 4K | 可 | 可 |
2048×1080 2K | 可 | 可 |
1920×1080 FHD | 可 | 可 |
1280×720 HD | 可 | 可 |
854x480 SD | 不可 | 不可 |
854x480 SD | 不可 | 不可 |
640x360 SD | 不可 | 不可 |
426x240 SD | 不可 | 不可 |
PowerDirectorでこれ以外に640×480という画質で出力できますが、YouTubeでは推奨されていません。

PowerDirectorの無料版でもYouTube用の動画は出力できるか?
PowerDirectorは無料版でもYouTube用の動画編集・出力は可能です。しかし、
- YouTube用に映像を出力するにはCyberLinkの会員登録が必要。
- 会員登録しても4K画質の読み込みや出力は不可。
- 会員登録してもH.265形式の読み込みや出力は不可。
という制限があります。※H.265についてはこちらを参考にしてください。
これらの範囲内でしたら無料版でも可能となっているので検討中の方は一度無料版をダウンロードして使ってみましょう。
⇩PowerDirector無料版と有料版の違いは以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
PowerDirector無料版と有料版の違い10選を解説する
PowerDirectorでYouTubeに出力する2つの方法
PowerDirectorでYouTubeに動画を出力する方法は以下の2つです。
⇧各項目をタップすると、それぞれの詳細に飛びます。
以下で順番に詳しく解説します。

方法1:PowerDirectorで一旦MP4に出力してからYouTubeにアップロードする
最も一般的な出力方法がMP4に出力してからYouTubeにアップロードする方法です。
パソコン内に動画を残したい人におすすめです。
PowerDirectorでMP4への出力方法は以下の通りです。

- 動画にテキストやエフェクト・トランジション追加など編集作業が完了。
- 上部「出力」タブを選択します。

- ①の「ファイルを出力」を選んだあと、②の「2D標準」をクリックし、③の「H.264」を選択。
- 右下の「音声マーク」を選択するとBGMや音声ファイルとして出力できる。
H264について
③の「H.264」は動画を圧縮・変換する際の形式です。
現在の主流はH.264ですが、将来的には少しずつH.265に変わっていくと思われます。
H.265は動画の容量を削減できるメリットがありますが、再生できる機器が比較的少ないデメリットがあります。
しかし、YouTubeにアップロードするだけの目的ならH.265もサポートされているのでどちらを選んでもOKです。
H.265での出力方法はこちらです。

- ①は「MP4」を選択。
- ②は保存したい画質を用途に応じて選択。
- YouTubeにアップロードしたい⇨HD(1280×780)~フルHD(1920×1080)くらいが目安。
当然ですが、元の画質より良くなることはありません。

YouTube用の画質の考え方
YouTubeはスマホのような小さい画面で見る人が多いので画質は低くても、さほど気になりません。
加えてYouTubeはアップロードすると自動的に画質が調整されるのでたとえ高画質で投稿しても劣化します。
ある程度見やすければ十分です。
30Pや60Pは映像の滑らかさを表します。
パラパラ漫画で1秒間に30枚めくるか60枚めくるかの違いです。
30枚より60枚の方が動きが滑らかです。
画質が良くなればなるほど書き込む時間が長く容量が重くなり、パソコン内のハードディスクを圧迫します。
そのあたりも考慮してバランスよく画質を選びましょう。


⇧①の「出力先」を指定・変更して②の「開始」ボタンで完了です。
ちなみに元の映像の画質を確認したい時は下記の手順で可能です。

- ①の「ルーム」内の動画や画像上で右クリック⇨プロパティを選択すると詳しい情報が出る。
- 上記の場合は「コーデック」がHEVC(H.265)
- 画質はフルHD(1920×1080/30P)の例。

⇧グーグルアプリから①の「右上のマーク」から②の「YouTube」を選択。

⇧右上の作成ボタン(ビデオのマーク)を選択し「動画をアップロード」をクリック。

⇧画面が切り替わるので、投稿したい動画ファイルを①にドラッグ&ドロップする。
②をクリックしてファイルを開いても同じです。


⇧①の「タイトル」と②の「説明欄」を入力しましょう。
- YouTubeタイトルの付け方
- ①のタイトルはみんながどんな名称で検索するかを想像して付けると効果的です。
例:【PowerDirector YouTube 出力】PowerDirectorでYouTube用の動画を出力したい。など

⇧「いいえ、子ども向けではありません」を選択して②の「次へ」を選ぶ。

⇧そのまま「次へ」を選択。

⇧続けて「次へ」を選択。

⇧①の「公開」にチェックを入れて②の「公開」ボタンを選択。

⇧画面が切り替わります。途中でも「閉じる」を押して問題ありません。

⇧動画の処理が終わるまでは保留中になっていますが、処理が完了したら自動的に変わります。
カテゴリーやタグなど細かい設定項目は他にもたくさんありますが、基本的な流れは以上です。

方法2:YouTubeチャンネルに直接出力する
PowerDirectorはYouTubeチャンネルに直接アップロードできる機能があります。
なので動画編集が完了したらすぐに直接出力でき、便利です。
YouTubeに直接アップロードするとパソコン内に動画は残りません。
そのためハードディスクを圧迫しないというメリットがあります。
反面、編集中の作業内容や出力動画は保存されないので必要な人はプロジェクトファイルの保存やMP4への出力作業を併せて行いましょう。

YouTubeチャンネルに直接アップロードする方法は以下の通りです。

- 「出力」ボタンを押した後①オンラインタブをクリック。
- ②の「YouTube」を選択し、③の「画質」を選ぶ。
- ④の「タイトル」⑤の「説明欄」⑥の「タグ」⑦の「カテゴリー」を入力するとYouTube側に反映する。
- 後からYouTube側で修正も可能。
- 最後に⑧を選択。
画質はHD(1280×720)かフルHD(1920×1080)がおすすめです。
高画質なほどアップロードに時間がかかります。

画面が切り替わるので「サインイン」を選択しましょう。

⇩画面がグーグルに切り替わります。

⇧アカウントが2つあると選択肢が出ます。アップロードしたいアカウントを選びましょう。
⇩画面が変わるので下にスクロールします。

⇩許可を選択

⇩画面が変わるので下にスクロールします。

⇩右下のコピーボタンでコードをコピーします。


⇧PowerDirectorの画面に戻り、①でコピーしたコードを貼り付けて②の「次へ」
⇩YouTubeチャンネルへのアップロードが始まります。

完了したらYouTubeの自分のチャンネルで確認しましょう。

PowerDirectorでYouTubeを収益化する時の注意点3つ
PowerDirectorに限らず動画編集ソフトで作った動画をYouTubeやブログに貼り付けて収益化できるかどうかは必ず確認しましょう。
PowerDirectorを使ってYouTubeでの収益化を考えている人が注意する点は以下の3つです。
- PowerDirectorで作った動画は商用利用できるか確認。
- PowerDirectorで商用利用できない素材を確認。
- PowerDirectorで商用利用できる素材を確認。
以下で詳しく解説します。

結論を言うとPowerDirectorで編集した動画をYouTubeに投稿して広告収入を得るのは問題ありません。
しかし使う人の状況や素材によっては商用利用できないものもあるため、個別で確認が必要な場合もあります。
⇩PowerDirectorにおいて商用利用できるかどうかは下記の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
PowerDirectorは商用利用OK?YouTubeの収益化やBGMの著作権を徹底解説
PowerDirectorの無料版と有料版との違い
PowerDirectorには30日間試しに使える無料体験版があります。
無料版でもYouTube用の動画は出力できるので
- 現在のパソコンスペックで使えるか?
- 初心者でも操作できるか?
- DVDやブルーレイに書き込めるか?
など疑問に感じたらとりあえず使ってみるのが早いです。
⇩PowerDirectorの無料版と有料版の違いについては下記の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
PowerDirector無料版と有料版の違い10選を解説する
PowerDirectorの買い切りとサブスク版との違い
PowerDirectorには
- 一回購入すれば永久に使える買い切り版。
- 毎年定期的にお金を払って使うサブスクリプション版。
の2つがあります。
買い切り版は1回買えばあとあとお金を払わなくても良いメリットがありますが、年々機能が古くなっていくデメリットがあります。
サブスクリプション版は常に新しい機能が使えますが、毎年お金が発生するデメリットがあります。
このように、買い切り版とサブスクリプション版はそれぞれメリットとデメリットがあるので自分に合うものを選びましょう。
⇩PowerDirectorの買い切り版とサブスク版の違いは下記の記事で解説しています。
PowerDirectorは買い切りとサブスクどちらがおすすめ?
PowerDirectorでYouTubeに出力する時によくある質問3つ
PowerDirectorでYouTubeに出力する時によくある質問は以下の3つです。
⇧各項目をタップすると、それぞれの詳細に飛びます。
以下で詳しく解説します。

①YouTubeにアップロードできない
YouTubeチャンネルにアップロードできない場合があります。
原因は人それぞれですが、大抵の場合はパソコンを再起動するだけでほとんどの場合解決します。
また、ウィルスソフトが干渉してアップロードできない場合もあります。
アップロードする際はウィルスソフトを一時的に停止してみましょう。
できることをひと通りやってみてダメならCyberLinkのサポートへ問い合わせましょう。

②YouTubeに出力する際の画質のおすすめを教えてください
YouTube側はアップロードした映像を勝手に画質を落としています。
なぜならYouTubeのサーバーがパンクするのを防ぐためです。
例え4Kで出力しても4Kより劣化しています。
加えてスマホで見る側の設定も、早く映像が映るように自動的に調整されてます。
このように、YouTubeの画質は高画質でアップロードしても自動的に調整されるのでそんなにこだわらなくても良いです。
⇩スマホでYouTubeを見ると画質が自動的に落ちます。

⇧画質が落ちていても画面が小さいので映像の画質や色には違いがほとんど分かりません。
迷ったらフルHD(1920×1080画素)でアップロードしておけば問題ありません。
高画質にこだわる人は4Kで撮影して4Kで出力しましょう。

③YouTubeでサポートされている動画形式を教えてください
YouTubeでサポートされている動画形式は
- .MOV
- .MPEG-1
- .MPEG-2
- .MPEG4
- .MP4(H.264)
- .MPG
- .AVI
- .WMV
- .MPEGPS
- .FLV
- 3GPP
- WebM
- DNxHR
- ProRes
- CineForm
- HEVC(h265)
です。これ以外の形式でアップロードするとYouTubeに投稿できない可能性があります。
以下では比較的新しいH.265形式で出力する方法をまとめました。
パソコンのハードディスクを圧迫しないメリットがあるのでおすすめです。
⇩動画容量を小さくするためにH.265で出力するという方法があります。

動画データは、元々大容量ファイルになるため、それらを圧縮することで、ファイル容量を自動的に軽量化しています。
その動画データを圧縮・変換・復元する方式を動画コーデックと言います。動画コーデックには
- 1995年から使われているMPEG-2
- 2001年から使われているMPEG-4
- 2003年から使われているH.264(4K60フレームレートまで対応)
- 2013年から使われているH.265(8K300フレームレートまで対応)
の4つが主にありますが、現在の主流はH.264です。
H.265はH.264よりも圧縮率が高いため、同じ画質でも容量が小さいメリットがあります。
そこで、容量を節約するためH.265で出力するという手もあります。
H.265はまだあまり普及していないため再生できる機器が少なく汎用性に欠ける点があります。
しかし、YouTubeにアップするだけなど、限定した使い方なら問題ありません。

名称 | 画質 (圧縮前を100とした時) | 容量 (圧縮前を100とした時) | 拡張子 |
MPEG-2 | 50 | 1.2 | .mpg |
MPEG-4 | 80 | 0.8 | .mp4 .mpg |
H.264/MPEG-4 AVC | 85 | 0.6 | .mp4 .m2ts |
H.265/HEVC | 90 | 0.3 | .mp4 |
【まとめ】PowerDirectorで編集した動画をYouTubeに投稿しよう
以上、PowerDirectorでYouTubeチャンネル投稿用の動画を出力する2つの方法を解説しました。
再度確認です。
- PowerDirectorで一旦MP4に出力してからYouTubeにアップロードするのが一般的。
- YouTubeに直接出力する方法もあるので覚えておくと便利。
- PowerDirectorの無料版でもYouTube用の動画は出力できるので試しに使ってみるのがおすすめ。
PowerDirectorでYouTube投稿して収益化を図ろう。
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