中級者編 PowerDirector

PowerDirectorのライセンスを別のPCに移行する5ステップ【2022年最新】

2022年10月16日

PowerDirectorのライセンスを別のPCに移行する5ステップ【2022年最新】
ぺんくん
ぺんくん

パソコンを買い替えました。

PowerDirectorのライセンスを移行したいです。

このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。

こちらの記事では動画編集ソフトPowerDirectorのライセンス移行方法について解説します。

記事の内容を実践していただくだけで簡単に別のPCにライセンス移行ができ、スムーズに動画編集を再開できますよ。

私はPowerDirectorでの動画編集歴8年。

PowerDirectorは初心者に使いやすい動画編集ソフトなので、ライセンス移行も比較的簡単です。

しかし、細かい設定や使い方が分かりにくい箇所も若干あるのでぜひ参考にしてくださいね。

最近のゲームもライセンス制が多くなりました。

おかくん

この記事で分かること

  1. PowerDirectorのライセンスの仕組み。
  2. PowerDirectorの買い切り版とサブスク版のライセンスの違い。
  3. 別のPCにライセンスを移行する方法。など

⇩これからPowerDirectorで動画編集を始めようか検討している人は下記のページを参考にしてください。

PowerDirectorの評判や口コミ・評価は?【8年使ったレビューも解説】

PowerDirector有料版「永久ライセンス」と「1年ライセンス」の仕組みや違い

PowerDirectorの有料版には下記の2種類のライセンスがあります。

  1. 永久ライセンス(買い切り版)
  2. 1年ライセンス(サブスク版)

サブスク版のライセンスはMacユーザーでも使えます。

優待販売もしています。

おかくん
販売形式買い切り版
永久ライセンス
サブスク版
1年ライセンス
機能基本的に
購入時点の
機能のみ
毎年
アップデート
される
費用基本的に
購入時のみ
毎年一定の
費用が発生
対応PCWindows
のみ
Windows
Mac
両対応
インストール
できる
PCの台数
1台2台以上
買い切り・サブスクのソフトウェアライセンス違い

下記で詳しく解説します。

おかくん

①PowerDirectorの永久ライセンス(買い切り版)

ライセンスは権利を意味します。

例えば買い切り版(永久ライセンス)のPowerDirector Ultraを購入した場合、PowerDirectorを永久に使用できる権利が1つもらえます。

買い切り版の場合は基本的に1ライセンス1PCですが、ライセンス移行は可能です。

ライセンスを移行することで、別のパソコンでも使えるようになります。

パソコン買い替えなどでPowerDirectorを移行したい場合は

  1. 古いパソコンでPowerDirectorをアンインストールすることでライセンスを削除
  2. 新しいパソコンでPowerDirectorをインストールしてライセンス認証

という流れが必要です。

実際はアンインストールしなくてもインストールできる場合もありますが、利用規約では1ライセンスにつき1台のPCとなっていますので気を付けましょう。

おかくん

②PowerDirectorの1年ライセンス(サブスク版)

PowerDirector365などのサブスク版に関しては、1ライセンスあたりのPCの台数には決まりが無いので複数のパソコンで使えます。

サブスク版はパソコンを買い替えた場合、PowerDirectorをインストールしてログインするだけですぐに使えます。

サブスク版はかなりサービスが優遇されています。

おかくん

PowerDirectorのライセンスを別のPCに移行する5ステップ

PowerDirectorのライセンスを別のPCに移行する5ステップは以下の通りです。

  1. PowerDirectorのライセンスキーを確認
  2. 現在のパソコンでPowerDirectorのデータを保存する
  3. 現在のパソコンでPowerDirectorのライセンスを削除する
  4. 新しいパソコンでPowerDirectorをダウンロード・インストールしてライセンスを認証する
  5. 保存したデータを新しいパソコンに移行する

サブスク版は①③④が必要無いです。

以下で順番に詳しく解説します。

おかくん

①PowerDirectorのライセンスキーを確認

買い切り版PowerDirectorのライセンスを移行する前にライセンスキーを確認しましょう。PowerDirectorのライセンスキーは

  • 購入時に送られてきたメール
  • バックアップDVD
  • CyberLinkのアカウント情報

などで確認できます。

ライセンスキーの確認方法を以下で解説しています。

おかくん
CyberLinkからのメール

⇧購入時のメールに記載されています。

バックアップDVDでライセンスキーを確認する

⇧購入時にバックアップDVDを別途購入していればDVDの表面にもライセンスキーが表示されています。

製品登録していれば下記の方法でライセンスキーを確認できます。

おかくん
CyberLinkの公式サイトへ移動

CyberLinkの公式サイトへ移動し①右上の人マークから③にアカウント情報を入力しサインインします。

サブスクリプションぼ管理を選択

⇧①の「サブスクリプションの管理」を選択。

マイプロダクト一覧
  1. ①の「マイプロダクトの管理」を選択すると登録がしてある製品一覧が表示される。
  2. ②の「カギマーク」をクリックするとライセンスキーが表示されます。

製品登録がしてないと表示されません。登録は下記の手順で可能です。

おかくん
PowerDirectorの製品登録

⇧PowerDirectorを起動し①右上の「?マーク」から②の「PowerDirector」の登録を選択します。

PowerDirectorの製品を登録する

⇧①の情報を入力し②で登録できます。

「MM」は誕生月、DDは誕生日、YYYYは生まれた西暦です。

ライセンスキーがどうしても分からない人はCyberLink公式サポートに相談しましょう。

おかくん

②現在のパソコンでPowerDirectorのデータを保存する

MP4動画に出力した動画はそのまま新しいPCに移動するだけで特に問題なく読み込めますが

  • 動画編集途中のプロジェクトファイル
  • 動画編集が完了したプロジェクトファイル

に関しては、プロジェクトファイルだけを新しいPCに移行しても正常に読み込めない可能性が高いです。

動画編集に使った素材が同じフォルダ内に無いとプロジェクトファイルを開いても

  • 素材が見つかりません

と表示されます。

このように、プロジェクトファイルと動画編集に使った素材は全てリンクされています。

プロジェクトファイルと素材を同じフォルダ内にまとめておく必要があります。

おかくん
リンクが解除される
  1. プロジェクトファイルだけ移行して開いても、素材が見つからず、正常に開けません。
  2. 参照を押して再度素材ファイルを読み込む必要があります。
リンクが切れるとハテナマークが表示される

⇧「無視」又は「すべて無視」を選択すると下記のようにタイムラインに追加した素材に「?マーク」が付き、素材が無い状態です。

動画編集に使った素材を一か所のフォルダにまとめます。

おかくん
プロジェクト素材をまとめて保存

⇧①のファイルから②の「プロジェクトファイルをまとめて保存」を選択すると動画編集に使った素材が1か所に保存されます。

フォルダを作成

⇧①のように保存用のフォルダを作成して②を選択すると保存されます。

素材が保存される

⇧動画編集に使った素材が全て保存されます。

このフォルダごと新しいPCにデータを移行しましょう。

おかくん

③現在のパソコンでPowerDirectorのライセンスを削除する

データのバックアップが済んだらPowerDirectorをアンインストールします。

スタートから設定を選択

⇧Windows11の場合、左下のスタートから②の設定を選びます。

アプリと機能を選択

⇧①のアプリから②のアプリと機能を選択します。

PowerDirectorのアプリをアンインストールする

⇧PowerDirectorのアプリを探し①の・・・から②のアンインストールを選択しましょう。

ライセンスの削除は製品をアンインストールするだけなので簡単です。

おかくん

④新しいパソコンでPowerDirectorをダウンロード・インストールしてライセンスを認証する

新しいパソコンにPowerDirectorをダウンロード・インストールし、ライセンスを認証する手順を解説します。

前述の①で解説したライセンスキーを準備してPowerDirectorをインストールします。ダウンロードする方法は

  • 購入時のメールアドレスに記載されたURLリンクからダウンロード
  • バックアップDVDをPCにセットする
  • 拡張ダウンロードサービスからダウンロード

などの方法があります。

拡張ダウンロードサービスの説明

⇧購入時に拡張ダウンロードサービスを申し込んでいれば1年間ダウンロードできます。

ここではバックアップDVDをPCにセットした手順で解説します。

他の方法でも基本的には同じです。

おかくん

上記のいずれかでダウンロードできたらインストールしましょう。ここではPowerDirector Ultimate Suiteをインストールします。

PowerDirectorをインストール

⇧①のインストールで進みましょう。

同意するを選択

⇧①の同意するを選択。

プロダクトキーを入力して次へ

⇧①にプロダクトキーを入力して②の次へを選択。

プロダクトキーはライセンスキーのことです。

間違えると上記のように表示されます。

おかくん
ソフトウェアを選択して次へ
  1. ①はデフォルトのままで良いですが、インストールしたくないソフトがあればチェックを外しましょう。
  2. ②を選択し次へ。

インストールする場所にこだわりがあれば「参照」から変更できますが、基本的にそのままで良いです。

おかくん
PowerDirectorをインストール中

⇧インストールされるのを待ちます。

10GB分のデータを入れるので時間がかかります。

余裕をもって行いましょう。

おかくん
インストール完了

⇧完了です。

GPUのアクセラレーションを最適化

⇧PCにGPU(グラフィックボード)が積んであると上記のように表視されますので①を選択しましょう。

編集の処理をCPUだけでなくGPUにも負担させることで処理速度が上がります。

おかくん
PowerDirectoを起動する

⇧①を選択してPowerDirectorを起動します。

⑤保存したデータを新しいパソコンに移行する

前述の②で保存したフォルダを新しいパソコンに移行して読み込みます。

PowerDirectorを起動し、フォルダの中のプロジェクトファイルを読み込みます。

リンクが解除される

⇧最初だけ上記のように表示が出ますが、参照をクリックしてフォルダ内の素材を読み込むことでリンクされます。

次回からは自動的に読み込まれるので操作は不要です。

おかくん

PowerDirectorのライセンス移行についてよくある質問と解決法3選

PowerDirectorのライセンス移行についてよくある質問と解決法は以下の3つです。

  1. PowerDirectorは複数台のパソコンにインストールできますか?
  2. ライセンスキーを紛失した場合の対処法を教えてください。
  3. サブスク版のダウンロード・インストール方法について教えてください

皆さんから特に多い質問を取り上げました。

以下で順番に詳しく解説します。

おかくん

①PowerDirectorは複数台のパソコンにインストールできますか?

PowerDirectorのサブスク版は複数台のパソコンにインストールできますが、買い切り版は1台のPCのみです。

サブスク版は2台でも3台でも自由にインストール可能ですが、同時にログインや起動はできません。

サブスク版は優先サポートを受けられたり、Macでも使えたりと比較的自由度が高いのでおすすめです。

PCによっては買い切り版を複数のパソコンにインストールできる場合もありますが、利用規約違反になります。

必ずアンインストールしてから新しいパソコンにインストールしましょう。

おかくん

⇩PowerDirectorの買い切り版とサブスク版の違いについては下記で詳しく解説しています。

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②ライセンスキーを紛失した場合の対処法を教えてください

ライセンスキーを無くした場合は、前述で紹介したアカウントから確認する方法を試してください。

製品登録できない又は製品登録してもライセンスキーが表示されない場合はCyberLink公式サポートに問い合わせましょう。

その際に購入した時の注文書などがあるとスムーズに手続きできます。

③サブスク版のライセンス移行やインストール方法について教えてください 

サブスク版はアカウント情報にライセンスデータが結びついているため、認証しなくてもインストールできます。

CyberLinkの公式サイトへ移動

CyberLinkの公式サイトへ移動し①右上の人マークから③にアカウント情報を入力しサインインします。

サブスクリプションぼ管理を選択

⇧①の「サブスクリプションの管理」を選択。

サブスク版のインストール方法

⇧①を選択するとダウンロードが始まります。

⇧画面が変わるので①からダウンロードします。

インストール中

⇧インストール中。

「許可しますか?」みたいな表示が出た場合は「はい」を選択しましょう。

おかくん
インストール中

⇧しばらく待ちます。

CyberLink Application Managerの説明

⇧「CyberLink Application Manager」の説明が出るので①のサインインを選択。

サブスク版の場合はこのアプリで全て管理します。

おかくん
CyberLink Application Managerにサインイン

⇧サインインしていない場合はPowerDirectorのアカウント情報でサインインします。

CyberLink製品向上プログラムへの参加

⇧CyberLink製品向上プログラムへの参加は任意です。

PowerDirectorをよりよくするために自動的にデータを提供します。

多くの方が参加しており、私も参加しています。

おかくん
CyberLink Application Managerが起動

⇧画面が切り替わるので①のPowerDirector365をインストールしましょう。

他にもエフェクトやフォントをインストールできます。

おかくん
同意するを選択

⇧①の同意するを選択します。

PowerDirector365を開く

⇧インストールが終了したら①で開きます。

GPUのアクセラレーションを最適化

⇧パソコンにGPUが搭載されている場合は上記の項目が出るので①の「はい」を選択します。

編集の処理をCPUだけでなくGPUにも負担させることで処理速度が上がります。

おかくん
PowerDirectorを起動する

⇧①のタイムラインビデオエディターを開きます。

向上プログラムに参加するかどうか変更できる

⇧ここでも向上プログラムへの参加を聞かれます。変更したい場合は①で選択して②で進みましょう。

チュートリアルを確認する

⇧最初だけチュートリアルがありますが、確認して先に進みましょう。

このように、サブスク版はアカウント情報にデータが結びついているためライセンスキーを入力しなくてもインストールできます。

おかくん
CyberLinkのアプリに紐づいている

⇧過去に購入したPowerDirectorも全てアプリに紐づくのでインストールが簡単にできます。

これからの時代はサブスク版がおすすめです。

おかくん

【まとめ】PowerDirectorのライセンスを別のPCへ移行して動画編集を再開しよう

以上、PowerDirectorのライセンス移行方法について解説しました。

再度確認です。

  • PowerDirectorを購入すると1製品に対して1つのライセンスがもらえる
  • PowerDirectorの買い切り版はライセンス1に対して1台のPCで利用できる
  • PowerDirectorのサブスク版は1ライセンスに対して複数台のPCで利用できる
  • 買い切り版は古いパソコンからアンインストールしないと新しいパソコンにインストールできない
  • サブスク版のライセンスキーはアカウント情報に結びついているので認証しなくてもOK

早速、PowerDirectorのライセンスを移行して動画編集を再開しましょう。

⇩PowerDirectorはメニュー付きDVDへの書き込みができるなど評判が良いです。

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