
動画編集を始めたいと考えています。
需要や将来性はあるでしょうか?
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事では動画編集の仕事に需要や将来性があるかどうかを解説しています。
記事の内容を見ていただくだけで動画編集を始めるべきかどうか判断できますよ。
私は動画編集歴10年以上。
毎月10件以上の動画編集案件を納品しており、現在もフリーランスの動画編集者として活動しています。
動画編集の仕事に需要や将来性はもちろんありますが、やり方によっては稼げない動画編集者になってしまう可能性があります。
こちらの記事では動画編集の需要や将来性を説明するとともに動画編集者に必要なスキルを解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
動画編集は早く始めた人の勝ちです。

この記事で分かること
- 動画編集の仕事やスキルに需要や将来性があるのか?
- 動画編集の仕事やスキルに需要や将来性がある理由
- 動画編集の始め方
⇩動画編集の副業で月10万円を目指す方法をまとめました。多くの方が成功しています。ぜひご覧下さい。
動画編集副業の始め方3ステップ【初案件獲得までのロードマップ】
【結論】動画編集や映像の仕事・スキルに需要や将来性はある

動画編集・映像の仕事やスキルには需要や将来性があることは間違いありません。
断言できます。

動画編集・映像の仕事やスキルに需要や将来性がある理由3選

動画編集の仕事やスキルに需要や将来性がある理由は以下の3つです。
⇧各項目をタップすると、それぞれの詳細に飛びます。
以下で順番に解説します。

①動画制作の市場規模が拡大しているから
動画の市場が急拡大しているのが動画編集に需要や将来性がある要因です。特に
- テレビよりYouTubeが見られるようになった
- 広告動画市場が急拡大している
のように、動画媒体は今後も拡大を続ける傾向にあります。
動画市場の拡大に応じて動画編集者の需要や将来性も伸びるのは間違いありません。
年 | 動画広告市場 |
2017 | 1,374億円 |
2018 | 1,834億円 |
2019 | 2,312億円 |
2020 | 2,900億円 |
2021 | 3,629億円 |
2022 | 4,187億円 |
2023 | 4,620億円 |
2024 | 4,957億円 |
2025年には5,000円億円を突破する見込みです。

②4Gから5Gに変わるから

スマホの電波が4Gから5Gに移行するのが動画編集に需要や将来性がある要因です。
5Gに完全移行することで
- スマホでの動画視聴環境がさらに良くなる
- 動画をスムーズに見ることができる
- 動画視聴の機会がさらに増える
のように、動画媒体の閲覧が容易になることで動画編集者の需要や将来性がさらに伸びます。
2030年には完全に5Gに移行します。

③動画に代わる媒体が無いから
動画に代わる媒体が無いのが動画に需要や将来性がある理由です。例えば現在でも主流のテレビを例にとると
- NHKが日本初のテレビ公開実験を実施したのが1939年
- アナログ放送が開始されたのは1953年
- 70年以上経過した今でも使われている
YouTubeに規模を越される勢いではありますが、情報を取り入れるメイン媒体として使っている家庭も多いのではないでしょうか?
今後はテレビに代わってYouTubeなどをはじめとしたSNSがメインになっていくと考えられますが
動画という媒体自体がなくなることは考えにくい
です。
動画はテキスト媒体に比べて3倍の情報量が伝わると言われています。情報量を伝えやすい媒体は動画以外には無いでしょう。

動画編集・映像の仕事やスキルに需要や将来性が無いと言われる理由3選

動画編集の仕事やスキルに需要や将来性が無いと言われる理由は以下の3つです。
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以下で順番に解説します。

①動画編集で稼げずにやめた人が多いから
動画編集の仕事やスキルに需要や将来性が無いと言う方が多いです。
動画編集に挑戦したけれど稼げずにやめた人が多いのが原因です。
動画編集者がやめていく状況は
- 簡単なYouTube編集しかできない
- ポートフォリオ動画のクォリティが上がらない
- 低単価案件しか受注できない(1本あたり1,000円~2,000円くらい)
という場合が多いです。
②動画編集者が増えすぎたから
動画編集の仕事やスキルに需要や将来性が無いという方が多いです。
なぜなら動画編集市場の拡大に伴って動画編集者が増えすぎたのが原因だからです。
インターネットの普及に伴い、
- 誰でも動画編集の情報を入手することが可能になった
- 動画編集スクールが充実している
など、動画編集のスキルを習得するのが簡単になりました。
- 誰でも動画編集者になることができるようになった
- ライバルが増えて仕事の単価が下がっている
- ライバルと差別化できないと稼ぐのが難しくなっている
このように、動画編集者が増えすぎたため、動画編集の仕事やスキルに需要や将来性が無いという方が多いです。
③動画編集の仕事がきつい・しんどいから
動画編集の仕事やスキルに需要や将来性が無いという方が多いです。
動画編集の仕事は
- きつい
- しんどい
のが原因です。
動画編集の仕事は格好良い印象がありますが実際は
- 1日中部屋にこもって作業
- 10分の動画編集に10時間以上かかる
- 低単価案件しか受注できないと時給100円の場合もある
というのが現実です。そのため
- 仕事を時短する工夫が必須
- ポートフォリオ動画のクォリティを上げて高単価案件を獲得する
- スクールに通ってスキルアップする
などの対策をとりながら動画編集者としてレベルアップしていく必要があります。
このように、動画編集の仕事は思った以上に大変なので覚悟して挑戦しましょう。
どんな仕事も大変ですが、動画編集も稼ぐためにはそれないりの努力が必要になります。

⇩動画編集の仕事がきついことに関しては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
動画編集の仕事はきつい?しんどい?映像編集者による対処法5選も解説!
需要や将来性のある動画編集者になる方法3選

需要や将来性のある動画編集者になる方法は以下の3つです。
- 社会人として当たり前のことができる動画編集者になる
- 向上心の高い動画編集者になる
- 特化したスキルを身に付ける
⇧各項目をタップすると、それぞれの詳細に飛びます。
以下で順番に解説します。

①社会人として当たり前のことができる動画編集者になる
社会人として当たり前のことができる動画編集者になることで将来必要とされる可能性が高まります。
当たり前というのは
- レスポンスの良い返信
- 動画の修正にはできる限り早く対応する
- 信頼される取引を継続する
など、編集スキル以外の面で当たり前の対応ができる動画編集者のことです。
動画編集の仕事や案件をもらうにはクラウド上でやり取りがされることが多く、相手がどんな人かが分かりません。
そのため取引上の言葉遣いやレスポンスで判断されることが多いです。
社会人としての当たり前のマナーをできる人は将来必要とされる動画編集者として活躍できる可能性が高くなります。
相手の顔が見えないからこそ信頼される行動を継続しましょう。

②向上心の高い動画編集者になる
向上心を常にもつことで将来性のある動画編集者になれる可能性があります。
- 常に最新知識を勉強する
- クライアントの喜ぶ編集を追い求める
- 次々と変わる動画市場に対応した動画編集者になる
など、動画編集者としての向上心はクライアントに必要とされるでしょう。
動画編集スクールを受講するだけで常にアップデートされた情報を手に入れることが可能です。受講期間が終わっても視聴することができます。

③特化したスキルを身に付ける
何かに特化したスキルを身に付けることで需要や将来性のある動画編集者になることができます。
簡単なYouTube編集ができる動画編集者はたくさんいるのでこれからはライバルと差別化していく必要があります。
- デザインを勉強して目を引くサムネイル作りができる動画編集者を目指す
- 個人事業主や企業のPR動画撮影~編集まで一貫して引き受ける
- After Effectsを使った企業の広告動画制作スキルを身に付ける
- ディレクターとして仕事を采配するスキルを身に付ける
など、他の人にはなかなかできないスキルを身に付けることで、将来必要とされる動画編集者になることができます。
このように、動画編集者として基本的なスキルを身に付けた後は何かに特化してライバルと差をつけましょう。
もちろんYouTube編集など基本的なスキルを身に付けた上での話です。基本的なスキル習得方法は次の項目で解説します。

需要や将来性のある動画編集者になるためのスキル3選

ここからは需要や将来性のある動画編集者になる方法を3つに分けて解説します。
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以下で順番に解説します。

①編集スキル
動画編集者や映像クリエイターに一番必須なのが編集スキルです。
なぜなら仕事をお願いしたいクライアントはほぼ編集スキルだけを見て判断するからです。
継続して仕事をお願いするかは取引のやり取りの中で
- 誤字脱字が少ない
- レスポンスが早い
などで判断できますが、初めて仕事をお願いする場合は編集スキルでしか判断できません。
編集スキルにはテロップのデザインやアニメーション以外にも
- 誤字脱字を100%無くす
- BGMや効果音の音量
なども含まれます。
編集スキルは、習得が一番難しく、身に付くまでが時間がかかるスキルです。
案件をいくつもこなしていく中で身に付くスキルです。

②営業スキル
動画編集や映像クリエイターを仕事にするなら営業スキルは必須です。
動画編集の仕事や案件を獲得するには
- CrowdWorks(クラウドワークス)で応募
- Lancers(ランサーズ)で応募
- Twitter(ツィッター)で応募
- YouTuberに直接営業
- 企業に営業
- 知人に営業
などの方法がありますが、いずれにしても営業スキル(営業文)が必須になってきます。
営業スキルなしでは動画編集者として活動することは不可能です。
③コミュニケーションスキル
動画編集者や映像クリエイターとして仕事をやり取りするにはコミュニケーションスキルが必須です。
コミュニケーションスキルには
- レスポンスの良い返信
- 修正にできる限り早く対応できる
など、信頼関係を築くために必要なスキルを言います。
継続案件を頂くためにはコミュニケーションスキルが必須です。
相手の顔が見えないからこそ信頼が大切です。

需要や将来性のある動画編集者になるには副業として始めるのがおすすめ

動画編集は副業として始めるのがおすすめです。
実際にやってみないと自分に合うかどうか分からないからです。
月10万円程度稼げるようになれば本業を辞めて動画編集だけで独立する方向を考えましょう。
動画編集を副業で始める方法は以下の通りです。
- パソコンを準備する
- Premiere Proの無料版をダウンロードして使ってみる
- Premiere Proの使い方を覚える
- YouTube編集方法を勉強する
- ポートフォリオ動画を作成する
- クラウドソーシングを通じてYouTube編集の案件に応募する
- 案件を数多くこなし実績を作る
⇩動画編集の副業の始め方は以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
動画編集副業の始め方3ステップ【初案件獲得までのロードマップ】
需要や将来性のある動画編集者になるためにはスクール受講がおすすめ

動画編集に需要や将来性があっても間違ったやり方をしていると稼げない可能性があります。
動画編集スクールを受講することで正しいやり方を勉強することができます。
初心者におすすめの動画編集スクールは以下の通りです。
- デジハク(コスパが良い)
- プロクリ(完全マンツーマンサポート)
- Chapter Two(After Effectsをメインに学習できるスクール)
いずれのスクールも
- メールによる質問対応が早い
- ZOOMで質問できる
- 卒業まで講師によるマンツーマンサポート
など、初心者が挫折しない環境が整っています。
⇩初心者におすすめの動画編集スクールは以下の記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。
動画編集の需要や将来性に関してよくある質問と解決法5選

動画編集者の需要や将来性に関連してよくある質問と解決法は以下の5つです。
⇧各項目をタップすると、それぞれの詳細に飛びます。
皆様から特に質問が多い事項を取り上げました。
順番に解説します。

①動画編集はやめとけって言われました
やり方を間違えて稼げずにやめていった動画編集者の言うことなので気にしない方が良いです。
あなたはやり方を間違えないように動画編集のスキルを磨きましょう。
②動画編集はもう遅い?オワコン?
動画編集は
- もう遅い
- オワコン
という声が多いです。
こちらもやり方を間違えて失敗した動画編集者の負け惜しみです。
オワコンどころか動画編集の市場はまだまだこれから伸びるのでチャンスでしかありません。
下記のような編集者はチャンスをものにできないので注意しましょう。
- 編集のクォリティが上がらず低単価案件しか受注できない編集者
- クライアントの信頼を得られずに継続案件を獲得できない編集者
- YouTube編集しかできず仕事の幅が狭いから稼げない編集者
- 営業に苦手意識があり、営業できないので案件を獲得できず稼げない編集者
- 納期を守らずクライアントから信頼してもらえないため稼げない編集者
- いつまでも初心者のままで向上心が無い編集者
逆に以下のような動画編集者はチャンスをものにできる可能性が高いです。
- インパクトのあるYouTube編集ができるため、他のクリエイターと差別化できる
- 編集のクォリティを上げるため日々努力をしている
- クライアントに付加価値を付けているので継続案件を獲得できる(サムネイル作成をサービスで付けるなど)
- YouTube編集+After Effectを使ったCM動画などが制作できる
- 営業は苦手だがテンプレートなどを活用し、企業に営業できる
- 納期を守るのは当たり前(自分を管理できる)
- 最初はだれでも初心者だが、実績を重ねて早い段階で初心者脱却
稼げる動画編集者になるためには努力が必要です。

③動画編集で稼げるジャンルは?
動画編集のジャンルには
- ビジネス系
- コスメ系
- ゲーム系
- お笑い系
- 都市伝説系
などたくさんありますが、複数のジャンルの編集をできた方が有利です。
クライアントからすると「この編集者は色々なジャンルに対応できる人」という見方をされ、信頼につながるからです。
できるかぎり色々な動画編集のジャンルに挑戦しましょう。
最初は色々なジャンルに挑戦し、慣れてきたら得意なジャンルを一つ作りましょう。

④動画編集の仕事は取れないの?
動画編集は誰でも仕事できますがやり方を間違えると仕事が取れない悪循環に陥ります。特に
- ポートフォリオ動画のクォリティが低い
- 営業文や提案文に問題がある
- クライアントの信頼が得られず継続案件につながらない
の場合は仕事がなかなか取れずに消えていく動画編集者も多いです。
やり方さえ間違えなければ動画編集の仕事はいただけます。
⑤動画編集者の年収は安すぎなの?食えないの?
一口に動画編集といっても以下のような仕事があります。
- YouTube編集⇨1本あたり3,000円~10,000円が目安
- 個人事業主や企業の広告動画やCM動画制作⇨1本あたり30,000円~100,000円が目安
- 個人事業主や企業PR動画の撮影~編集⇨1本あたり60,000円~100,000円が目安
- 動画編集者として企業に就職⇨年収300万円~500万円
- ディレクターとして動画編集の案件采配⇨年収20万円~100万円
動画編集自体が時間がかかる仕事なので大きく稼ぐにはディレクターになる必要があります。

動画編集の収入の目安をまとめました。
仕事内容 | 習得が必要な ソフト | 習得が必要な スキル | 1本あたりの 収入目安 | 1か月あたりの 収入目安 | 年収目安 |
YouTube編集 | Premiere Pro | YouTube編集 | 3,000円~ 10,000円 | 3万円~ 20万円 | 30万円~ 240万円 |
個人事業主 企業 広告・CM動画 | Premiere Pro After Effects | YouTube編集 企業PR等映像制作 | 30,000円~ 10,000円 | 20万円~ 50万円 | 240万円~ 600万円 |
個人事業主 企業 PR動画 | Premiere Pro | YouTube編集 企業PR等映像制作 撮影 | 60,000円~ 100,000円 | 30万円~ 50万円 | 360万円~ 600万円 |
企業の 動画編集者 | Premiere Pro After Effects | YouTube編集 企業PR等映像制作 | - | 25万円~ 40万円 | 300万円~ 480万円 |
ディレクター | Premiere Pro After Effects | YouTube編集 企業PR等映像制作 案件采配など | - | 20万円~ 100万円 | 240万円~ 1200万円以上 |
あくまでも目安です。

【まとめ】需要や将来性のある動画編集者・映像クリエイターを目指そう
以上、動画編集には需要や将来性があるかどうかを解説しました。再度確認です。
- 動画編集には需要や将来性があるのは間違いない
- 需要や将来性のある動画編集者になるには何かに特化したスキルを磨くのがおすすめ
- やり方を間違えると動画編集の需要や将来性を無駄にする可能性がある
動画編集には需要や将来性があるので早く始めないと損です。
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