YouTubeの動画は8分以上じゃないと収益化されないのですか?
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。
こちらの記事では
YouTube動画時間が8分以上じゃないと収益化されないのか
について解説します。
記事の内容を見ていただくだけでYouTube収益化の仕組みが分かりますよ。
YouTubeにはさまざまな広告を使用することができますが、広告プログラムに参加するだけでは使用できない広告も存在します。
そのため、ネットやSNSでは”8分以上のYouTube動画は稼げない”と言われることもあるのです。
本記事では、YouTubeの動画時間が8分以上に掲載できる広告と8分未満でも掲載できる広告について詳しく解説します。
本記事を読んで実践すれば、あなたのチャンネルも確実に成長し、新たなステージへと進めるでしょう。
ぜひ参考にして、今日から具体的な行動を始めましょう。
この記事で分かること
- YouTubeの動画は8分以上じゃないと収益化されない?
- 動画時間による広告の種類の違いを知りたい
- ミッドロール広告は入れるべき? など
YouTubeは動画時間が8分以上じゃないと収益化されない?
結論から申し上げますと、YouTubeの動画時間が8分未満でも広告収益を得ることは可能です。
とはいえ、8分以上の動画に比べると使用できる広告の種類が限られるため、収益化の選択肢の広さで言えば8分以上の動画がおすすめということになるでしょう。
もちろん8分未満の動画でも稼ぐことはできますので、広告にどのような違いがあるのかを理解して選ぶことがおすすめです。
広告の種類が変わるのは動画時間が10分ではないの?
YouTubeの動画時間によって広告の種類が異なるということを知っている方の中には、10分を境に変わると思っている方もいるでしょう。
確かに以前は10分が基準にされていましたが、2020年8月から8分が基準となっているため、現在は10分間は基準として使われていません。
YouTubeの動画時間が8分未満でも収益化できる広告の種類
YouTubeの動画が8分未満でも収益化できる広告の種類は以下の通りです。
それぞれの広告について、以下で詳しく解説します。
1.インストリーム広告
インストリーム広告とは、YouTube動画の中に含まれる動画広告です。
動画を再生するときや動画の終了時に再生され、一定時間を経過するとスキップできる広告とスキップできない広告の2種類があります。
2.バンパー広告
バンパー広告は、インストリーム広告の一種で、6秒以内でスキップできない広告です。
短い広告ということから視認率が高く、インパクトのある広告が多い傾向にあります。
3.インフィード広告
インフィード広告とは、YouTubeの関連動画の横、YouTube 検索結果、YouTube モバイルのトップページなど視聴者が動画を探す部分に配置される広告です。
4.ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、YouTube画面の右上や動画の下部などに表示される広告です。
動画の下部に表示される横長の広告のことをオーバーレイ広告とも呼びます。
YouTubeの動画時間が8分以上でのみ収益化できる広告の種類
YouTubeの動画が8分以上になると、上記で紹介した広告以外にも「ミッドロール広告」という広告が使用できるようになります。
ミッドロール広告とは、動画の間に差し込むことのできる広告となっており、動画の続きが気になる部分に差し込むことで視認率を高めることができます。
ミッドロール広告について以下の5つに分けて解説します。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
①ミッドロール広告を入れないと稼げない?
ミッドロール広告を入れないからといって稼げないわけではありませんが、YouTubeでの広告からの収益を最大化させるためにはミッドロール広告は必須と言えるでしょう。
②ミッドロール広告のメリットは?
ミッドロール広告のメリットは、広告収益が増えることです。
ただし、ミッドロール広告の単価が高いと言うわけではなく、単純に視聴者に見られやすいタイミングで表示される広告であるとともに、差し込むことのできる広告が増えるからといった理由になります。
③ミッドロール広告のデメリットは?
ミッドロール広告のデメリットは、ユーザーの離脱につながる可能性があることです。
解説系やおもしろ系などの動画であれば、テレビで言うところのCMのような広告になるため強い嫌悪感を抱く視聴者は少ないため、大きなデメリットにはなりません。
しかし、lo-fiミュージックやAMSRといった作業用に垂れ流ししたり寝る前などのリラックスタイムに聞くような動画に関しては、ミッドロール広告が流れた時点で動画から離脱してしまったり、場合によってはミッドロール広告が差し込まれていることが分かった時点で離脱されてしまいます。
このように、動画によってはミッドロール広告は差し込まないほうがいい場合があるということを覚えておきましょう。
④ミッドロール広告はどのように動画に差し込むの?
ミッドロール広告は、自動配置機能をオンにしてYouTubeが最適に配置してくれる「自動挿入」と、手動で広告を配置する「手動挿入」の2種類の方法で差し込むことができます。
どのようにミッドロール広告を差し込めばいいか分からないという方は自動挿入がおすすめですが、場合によっては広告の数が多くなってしまうため手動での挿入も検討する必要があります。
⑤なぜミッドロール広告は10分から8分に条件が緩和されたの?
ミッドロール広告を使用できる条件を動画時間10分から8分に緩和された理由としては、チャンネル運営者側の10分間のハードルの高さや動画の尺だけ長い低クオリティ動画の削減などが大きな理由となっているようです。
具体的な理由については発表されていませんが、チャンネル運営者としてはありがたい緩和と言えるでしょう。
YouTubeの動画時間を8分以上にしてミッドロール広告を入れるべき?
ここまでお伝えしたとおり、YouTubeの動画を8分以上にしてミッドロール広告を挿入するほうが広告収益を得やすくなりますが、無理に8分以上にすることは逆効果になる場合があります。
たとえば、お店までの道案内を紹介する動画を作成するとした場合、分かりやすい目印だけを紹介すれば5分ほどの尺で動画をまとめることができるのに関わらず、ミッドロール広告のためにあえて必要のない情報を加えて8分以上にしたとしてましょう。
この場合、視聴者が知りたいのは「お店までの道のり」ですので、不要な情報が多いと見にくい動画や分かりにくい動画だと判断されてしまう可能性があります。
ほかにも尺を稼ぐために動画タイトルとは脱線した内容を多く取り入れたり、前置きや締めの言葉を長くしてしまうと、動画全体が見にくくなってしまうことがあるため、自然に編集して8分を超えない場合は無理に8分以上にする必要はありません。
ただし、切り抜き動画のような印象の強い場面を切り取って長尺の動画にするタイプは、積極的に8分以上にするといいでしょう。
YouTubeの動画時間は8分以上が良いかのまとめ
本記事では、YouTubeの動画時間が8分以上に掲載できる広告と8分未満でも掲載できる広告について詳しく解説しました。
YouTubeは動画時間によって使用できる広告の種類が異なり、8分以上の動画に関しては動画の途中に挿入できるミッドロール広告が使用できるようになります。
ミッドロール広告を使用することで利益を増やすことができますが、無理に動画時間を伸ばしてしまうと見にくい動画となってしまうため、収益と動画の尺のバランスは非常に重要です。
ぜひ本記事を参考にして、YouTubeの動画時間を調整してみてください。